太陽がゆっくりと 西の空沈んでゆく
あたたかな 思い出だけ たくさん残して
親父が残したものは 一生懸命 黙々と働く姿
ほかに何も 残さなかった ほかに何も 残せなかった

いくつかの栄光と それ以上の挫折と
かかえ込んだ 悲しみさえ 口にすることもなく
親父が残したものは 前だけ向いて 生きる姿
ほかに何も 残さなかった ほかに何も 残せなかった

人生を語ることも 生き方を強いることも
私に何も 教えてくれず ただ 思いのままやれよと
親父が残したものは 自由にはばたいて 生きる姿
ほかに何も 残さなかった ほかに何も 残せなかった