ふと人は人生に 季節を感じるという
春や夏の頃には まだ少しも気づかなくても
秋や冬 冬の終わりに近づけば
気づくのだという・・・
ああ これは季節だと

ふと人は人生に 旅を感じるという
旅はいくつもの わかれ道があって
分かり合えた仲間と 道を分かつ時
新たな道づれと出会う・・・
ああぼくは旅人だ

もうぼくの季節は 戻ることはない
だからぼくの選んだ旅路は きっと正しい
もうぼくの夏は 通り過ぎていった
またわかれ道だ どちらを選ぼうか

ふとぼくは人生に 疲れを感じてしまう
あいつみたいに 生きてもいいような気がしたり
あの時こうしていればと 幻影をえがく
羨ましさとか後悔とか・・・
ああぼくは人間だろう

もうぼくの季節は 戻ることはない
だからぼくの選んだ旅路は きっと正しい
もうぼくの夏は 通り過ぎていった
またわかれ道だ どちらを選ぼうか

またわかれ道だ どちらを選ぼうか