「もう忘れた」と言いながら
一度も忘れたことなんてなかった
忘れたふりをしなければ
ここまで歩いて来るなんてできないよ
たくさん忘れてきたはずなのに
君のことだけが忘れられない

長い坂道を上り詰めて
後ろを振り返るぼくの目に
いるはずのない君の姿
ずっと遠くに小さく見えるよう
たくさん忘れてきたはずなのに
君のことだけが忘れられない

風よ風よ伝えておくれ
後悔してはいないけれど
風よ風よ伝えておくれ
決して忘れてはいないよと

広い大きな河のほとり
行き交う舟を見遣りながら
人生の終わり思ってる
君はこの世に今もいるだろうか
たくさん忘れてきたはずなのに
君のことだけが忘れられない

風よ風よ伝えておくれ
後悔してはいないけれど
風よ風よ伝えておくれ
決して忘れてはいないよと

風よ風よ伝えておくれ
後悔してはいないけれど
風よ風よ伝えておくれ
決して忘れてはいないよと

たくさん忘れてきたはずなのに
君のことだけが忘れられない


HMU 達弥西心