自転車に乗って  君の町まで
菜の花畑抜けて  君の家まで
息はずませて 「来たよ」と声かけて
君の笑顔を 待つのが好きだった

自転車に乗って  君の町まで
ひたいで風切ってススメ!
脇目もふらずに
言い出せなかった
だけど好きだった
君の全部が 大好きだった

あれからいくつも  季節はめぐって
時は流れて  人も流れて
もろともに
思い出ばかりが  降り積もる

久しぶりに  君の町まで
思い出たどりながら
行ってみたよ
君のいない町の  君のいない景色
なんにも変っちゃいない
君がいないほかは

輝く笑顔が  浮かんで消えて
ひとつタメ息  大きなタメ息
深呼吸
少しがんばって  生きていこう

自転車に乗って  君の町まで
菜の花畑抜けて  君の家まで
胸にかすかな  痛み感じて
日暮れの家路たどる
あの日のように

輝く笑顔が  浮かんで消えて
ひとつタメ息  大きなタメ息
深呼吸
少しがんばって  生きていこう

自転車に乗って  君の町まで
菜の花畑抜けて  君の家まで
君の家まで
君の家まで

HMU 達弥西心