人は生きていけばいくほど別れていきます。私の唄のほとんどは、別れの唄です。生きていけばいくほど、別れてきたからです。生身の私が感じたとおりに書いた唄だからです。

人との別れ、街との別れ、時代との別れ、流行との別れ、考え方との別れ、いろんな別れがありました。さびしくても、かなしくても、それが生きるということです。

別れて、それからどうなるのでしょう。出会うのです。新しい出会いが待っているのです。次々に変化していくのが法則です。